アストロズのバルデスが初完封で15勝目 メジャー記録に並ぶ24試合連続のQS

[ 2022年9月13日 14:04 ]

自身初完封で今季15勝目を挙げたアストロズのバルデス(AP)
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 ア・リーグ西地区で首位を独走するアストロズは12日、敵地デトロイト(ミシガン州)でタイガースを7―0で下して91勝50敗。先発左腕のフランバー・バルデス(28)がタイガース打線を6安打に抑えて完封し、今季15勝目(5敗)を挙げた。

 バルデスの完封はメジャー72試合目の先発で初めて。先発投手が6イニング以上を投げ、かつ自責点が3点以内だったときに記録されるクオリティ・スタート(QS)は24試合連続となり、2018年にメッツのジェイコブ・デグロム(34)が樹立していたメジャー記録に並んだ。

 バルデスが最後のQSを逃したのは4月19日のエンゼルス戦。このときは4回1/3を投げて8安打を打たれて6失点で負け投手となっていた。

 AP通信によれば、今季のメジャーでの完封はバルデスが12人目だが、このままいくと1873年(8人)以来では最少数。完投は28回目だが、これも昨シーズンの50回を大幅に下回っている。

 敗れたタイガースは前日のロイヤルズ戦(0―4)に続いて零封負け。今季通算では21回目で、これはDH制のチームとしては1973年のヤンキースと76年のホワイトソックスに並ぶワースト記録となった。

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2022年9月13日のニュース