巨人・岡本和真「あんなの、聞くまでもないでしょ。えぐ」「誰が見ても凄いでしょ」村上55号に感服

[ 2022年9月13日 22:58 ]

セ・リーグ   巨人9―7ヤクルト ( 2022年9月13日    神宮 )

<ヤ・巨>4回、54号となるソロを放ち三塁を回る村上。右は岡本和(撮影・光山 貴大)
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 巨人の岡本和真内野手(26)はヤクルト主砲・村上宗隆内野手(22)の日本人最多タイとなるシーズン55本塁打について素直に感服した。

 自身はこの日のヤクルト戦(神宮)で2回に10試合ぶりとなる26号ソロを左中間スタンドへ放つと、4回には2打席連発となる27号ソロをバックスクリーンへ。完全復調を印象づけた。本塁打ランキングでは同僚の丸を一気に抜いてリーグ単独2位に浮上している。試合またぎでは今年4月27日DeNA戦(横浜)の第5打席、翌28日の同戦第1打席で2打席連発を記録しているが、同一試合の2打席連発は昨年6月12日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来で、1試合2発は昨年6月29日の広島戦(東京D)以来。2打席連発について、まずは「いや、もう残り試合少ないので、そういうのは考えずに、しっかり打てるように頑張りたいと思います」とコメントした。

 バックスクリーンへ叩き込んだ2発目については理想的な当たりと言われると「そうですね、はい。まあ、打てて良かったと思います。8月11日の中日戦(バンテリンD)から岡本和に代わって4番を打っている中田翔内野手(33)は「4番は和真の席」と話しているが、その気遣いについては「それはすごいありがたいことですけど、勝負の世界なので、打順ていうのはあんまり気にしないですし、その日の勝てるオーダー、ベストのオーダーで毎日組まれていると思っているので、そこで自分の役割を果たしたいと思っていますし、なので、すごいそう言っていただけるのはうれしいですけど、それが今の僕の実力ですし、しっかり次からも勝てるように貢献したいと思っています」と謙虚に口にした。

 そして、最後に村上の55号について聞かれると「いやあ、あんなの、聞くまでもないでしょ。えぐ、凄いでしょ。凄いなと思って、前から凄いなと思って見ていましたし。凄いなと思います。聞くまでもない。誰が見ても凄いでしょ」とキッパリ。昨季39本塁打でセ・リーグ本塁打王のタイトルを分け合った村上を笑顔で称えていた。

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