MLB公式サイト 村上の55号をトップで特集!「ロックスターのよう」日米での記録争いにも注目

[ 2022年9月13日 23:13 ]

ヤクルトの村上(右)とヤンキースのジャッジ
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)は13日、巨人戦(神宮)に「4番・三塁」で先発出場。4回に54号ソロ、9回に55号3ランを放ち、ついに歴代日本選手最多1964年王貞治(巨人)のシーズン55本塁打という偉大な記録に並んだ。

 大リーグの公式サイトは、村上が本塁打を放ってすぐにトップページで村上の55本塁打についての記事を投稿。侍ジャパンのユニホーム姿の村上と、一本足打法の世界の王の画像が大きく並んだ。大リーグでは、ヤンキースのアーロン・ジャッジ(30)が村上と同じ55本塁打を放っているが「ジャッジだけじゃない 海の向こうでもスラッガーが本塁打記録を狙っている」とのタイトルで掲載された。

 今季、日米で歴史に名を残す本塁打王への挑戦が続いていることから、野球好きにとっては今年のホームラン争いを追うのは24時間体制とした。村上は2013年にバレンティン(ヤクルト)が記録した60本塁打を抜くか。ジャッジは1961年にロジャー・マリス(ヤンキース)が記録したアメリカンリーグ記録の61本塁打を抜くかが注目となっている。(メジャー記録は2001年ボンズの73本)

 また、村上についてヤクルトのキブレハンの「彼は特別な人間であり、スーパースターに必要なすべてを備えている。彼は謙虚で礼儀正しい。まだとても若く、全国を席巻している。彼のユニホームを着たファンがどこにでもいる。彼を見るためだけに宿泊先のホテルで出待ちしている。ロックスターとプレーしている気分だ」、サイスニードの「村上の打撃はジャッジをほうふつさせる。2人とも壁ぎりぎりの本塁打は打たない」とのコメントを紹介。

 記事では最後に今後のメジャー挑戦の可能性についても触れ「日本の球界関係者は、ヤクルトが村上をすぐにポスティングシステムでメジャーに移籍させるとは思っていない」と説明。米国のファンが村上を初めて目にするのは、来年3月開催のWBCの可能性が高いとしていた。

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2022年9月13日のニュース