ヤクルト松元監督代行 緊急オーダーで逆転負けも「攻める姿勢もあったし、また明日につなげてほしい」

[ 2022年7月13日 22:50 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―6中日 ( 2022年7月13日    バンテリンD )

<中・ヤ>初回、先制の2ランホームランを放った村上(左)を迎える松元監督代行(撮影・椎名 航)
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 コロナ禍により5日ぶりの試合となった首位ヤクルトは13日、敵地(バンテリンD)で最下位・中日と対戦。2点をリードした7回にリリーフ陣が崩れ3―6と逆転負け。3点リードをひっくり返されての敗戦は今季初となった。

 指揮を執った作戦コーチの松元ユウイチ監督代行(41)は緊急事態での初戦を振り返り「なんとか先制点を取ることができて、いいスタートを切れたと思う」とコメント。今後の戦いに向けては「ヤクルトのキャンプからやってること、先制点を取りにいく、最少失点でなんとか防ぐことをやっていきたいですね」と前を向いた。

 松元監督代行との一問一答は以下の通り。

 ――先制したが、逆転負け。

 「なんとか先制点を取ることができて、いいスタートを切れたと思う。その後、6回、7回、8回の失点は、ピッチャーの間隔も空いていたと思うし、木沢はフォアボール出してしまったけれど、攻める姿勢もあったし、また明日につなげてほしいです。打つ方は小技のところ。やっぱりあそこのゲッツー(7回無死一塁で元山が犠打失敗で併殺)はちょっと反省するところじゃないかなと思います」

 ――コロナ禍でメンバーを大量入れ替えして臨んだ一戦で4番の村上が先制2ラン。

 「僕らはやっぱりなんとか村上の前で一人でも多くランナーをためることを考えている。さすがの村上のバッティングでした」

 ――先発の高橋は。

 「立ち上がりから球のキレ、コントロールよかったし、テンポよく投げてくれた。次回の登板も継続してほしい」

 ――1番・中堅で並木がプロ初先発。

 「1打席目は非常に緊張してたと思うし、追い込まれるまでは手が出なかった。2打席目からは甘い球に対して積極性があったし、非常にいい、素晴らしい三塁打だった」

 ――前回先発起用の小沢は中継ぎで登板。

 「先頭打者にはホームラン打たれたんですけど、その後を抑えることができた。ピッチャーの間隔はけっこう空いているので、自分の感覚を取り戻すことを一日でも早くってのは期待しています」

 ――今後は先発に戻るか。

 「そこはまだちょっと分からないので、ピッチングコーチとバッテリーコーチと高津監督と相談しながら決めたいと思います」

 ――次戦に向けて。

 「ヤクルトのキャンプからやってること、先制点を取りにいく、最少失点でなんとか防ぐことをやっていきたいですね」

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