「鬼教官」が見た巨人・中田“背中で見せていかないとアカン” 今季に懸ける気合

[ 2022年7月13日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4―0阪神 ( 2022年7月12日    甲子園 )

<神・巨>4回2死、左越えにソロ本塁打を放ち、戸郷(右)とタッチをかわす中田(撮影・坂田 高浩)
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 4年前から中田のトレーナーを務める「鬼教官」こと秀島正芳氏(40)は、今季に懸ける並々ならぬ思いを目撃していた。

 1月に初めて石垣島で行われた自主トレにも同行。「合宿みたいにご飯を一緒に食べて、毎日反省会もちゃんとやろう」と提案した中田の姿に「ちょっと気合が違った」と言った。志願参加の高卒2年目・秋広への接し方にも「期待をしているような感じだし、頼られてもいた。“背中で見せていかないとアカン”というような行動でした」と振り返った。

 暴力行為で出場停止になるなど、心身ともにボロボロだった昨季は一切連絡を取ることはなかった。今季はトレーニングや体の使い方など、さまざまな話題で連絡を取っている。横綱の照ノ富士らも手がける名トレーナーは「今までよりも(ファンから)見られますし、常に結果を出さないといけない」と、前向きな姿勢の一因にジャイアンツ効果を挙げた。(巨人担当・花里 雄太)

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2022年7月13日のニュース