阪神、今季最多19安打13得点で巨人に圧勝 大山抹消の逆境を先発野手全員安打ではね返す

[ 2022年7月13日 21:08 ]

セ・リーグ   阪神13―0巨人 ( 2022年7月13日    甲子園 )

<神・巨>8回2死一、三塁、山本は中前適時打放つ(投手・鍬原)(撮影・北條 貴史)
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 阪神は今季最多19安打13得点の猛攻で巨人に大勝。前日は戸郷に完封勝利を許したが、その屈辱を一気に晴らす展開に甲子園の虎党も大盛り上がりとなった。

 序盤で試合は決した。初回に近本の中前適時打、この日昇格して即5番で出場したマルテの右前適時打などで3点を先制。2回も1死一、三塁から近本の打球が一塁・中田の失策を誘って4点目が入った所で、早くも巨人先発のメルセデスをKOした。2番手・戸根からもマルテが2本目の適時打を放つなど、3回までに7得点を挙げた。6回以降も毎回得点を挙げるなど、効果的に加点。この日大山が近親者のコロナ陽性判定を受け、濃厚接触者と判断されたことから登録抹消となった危機を、チーム一丸の形で先発野手が全員安打を放った。

 先発の西勇はテンポよくアウトを積み重ね、8回4安打無失点の好投。今季6勝目を挙げた。

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2022年7月13日のニュース