エンゼルスGMが今後トレードについて言及「具体的な名前は言わない」

[ 2022年7月13日 13:17 ]

囲み取材に応じるペリー・ミナシアンGM
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 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが11日(日本時間12日)、アナハイムでのアストロズ戦前に取材に応じ、試合前時点で今季ワースト借金11の地区4位に沈むチームについて言及した。以下、一問一答。

――大谷とトラウトを軸に優勝を狙うチームができるか。
 「彼らとともに勝つ方式はある。それは層の厚いチームをつくることだ。それにはたくさんの方法がある。ドラフトもあるし、FAも、トレードもある。私は、彼らとともに、強いチームをつくる、未来への地図を描くことができる。2人は素晴らしい選手だし、いいプレーを続けている。日々受けている賞賛に見合う選手たちだ。2人のベストプレーヤーがチームにいてくれて本当にラッキーだと思う」

――彼らは勝てないことで、フラストレーションをためているのでは。
 「彼らだけではない。みんなだ。フラストレーションは強くなっている。彼らはプロだから表面的にはそれを見せないだけ」

――今後の大物トレードの可能性について。
 「具体的な名前は言わない。他球団は電話してきて、ほとんどどの選手について聞いてくる。本当にいい選手がいれば、聞いてくるもの。それに対し電話は切らない。だが、明らかに他の選手と比べてトレードしにくい選手はいる」

――また負け越しのシーズンになれば、大谷がチームと長期契約を結びたいという気持ちが薄くなっていくのではないか。

 「翔平だけのことではない。チーム全体でだ。ただ私自身は今日の試合のことを心配している。いかによりいいプレーをするか。今日の試合に勝って、また明日に向かう。自分の頭にあるのは日々のことだ。翔平は素晴らしい選手。誰がどれだけ彼を賞賛しても驚かない。自分にとって気にしているのは日々良いゲームをすることだ」

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2022年7月13日のニュース