神港学園4番・小林 公式戦1号が決勝弾 OBで95年センバツ1回戦では決勝弾放った父に続く聖地へ

[ 2022年7月13日 06:00 ]

第104回全国高校野球選手権兵庫大会・2回戦   神港学園4-2武庫荘総合 ( 2022年7月12日    姫路ウインク )

<武庫荘総合・神港学園>4回無死無塁、先制本塁打を放った神港学園・小林は三塁をまわり喜ぶ(撮影・岸 良祐)
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 待望の公式戦1号が決勝弾になった。神港学園の「4番・三塁」小林恒耀(3年)が4回1死無走者で右翼ポール際へ先制アーチ。「内角の真っすぐを思い切って打ちました。結果が出てうれしいです」と振り返った。

 昨秋から背番号5を背負うが、レギュラーを獲得できず、悔しい思いをしていた。転機は冬の須磨海岸を走るトレーニング。人一倍熱心に取り組んだ。

 祖父は長年、甲子園大会で審判員を務めた木嶋一黄(いっこう)氏。そして父の世拓(ときひろ)氏は神港学園OBで、阪神大震災が発生した95年の選抜に鶴岡一成(DeNA2軍バッテリーコーチ)らとともに出場し、1回戦の仙台育英戦で決勝弾を放った。甲子園と縁が深い小林。今春県大会1回戦で敗れた報徳学園に「リベンジして甲子園に出たい」と闘志を燃やした。

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2022年7月13日のニュース