ヤクルト村上 2年連続で両リーグ30号一番乗り!コロナ禍“チームの危機”に先制2ラン放つ

[ 2022年7月13日 18:11 ]

セ・リーグ   ヤクルト―中日 ( 2022年7月13日    バンテリンD )

<中・ヤ>初回、村上は先制の2ランホームランを放ち、悠然と打球を見つめる(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が13日の中日戦(バンテリンD)に「4番・三塁」で先発出場。0―0の初回に先制2ランを放ち、両リーグ最速で30号に到達した。

 マジック「49」を点灯させているチームはコロナ禍に襲われ9、10日の阪神戦が中止。高津監督や山田、青木ら1軍の主力選手など計27人が新型コロナウイルスに感染する非常事態となったが、村上は「こういう時だからこそ、一致団結してやることで力は大きくなる。(そして)その中心に僕がいることは自覚している。チームを勝たせられるような打撃をしたいです」とリーグ戦再開に向け意気込みを語っていた。

 すると初回の第1打席に6月29日の広島戦(マツダ)での29号本塁打以来9試合ぶりの一発が飛び出し、2年連続で両リーグ最速の30号に到達。今季最長の本塁打ブランクは3号から4号までの10試合だったが、チームの“危機”に頼れる若き主砲がいきなり豪快な一撃を放った。

 なお、村上の30号到達はキャリアハイの39本塁打を放った昨年のチーム87試合よりも5試合(82試合目)早く、143試合換算では50本塁打を上回るペースとなっている。

 ▼村上 打ったのはストレート。しっかりと自分のスイングができました。良い角度で上がってくれて先制することができて良かったです。とにかく勝てるように頑張ります。

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