9度目猛打賞の阪神・近本、球宴まで残り10試合全勝宣言 サイクル逃した中野も次回は甲子園本塁打宣言

[ 2022年7月13日 21:55 ]

セ・リーグ   阪神13―0巨人 ( 2022年7月13日    甲子園 )

<神・巨>8回1死、近本は左中間に二塁打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 巨人戦でともに今季最多の19安打、13得点。お立ち台の西勇、中野、近本にも笑みがあふれた。先制打を含む3安打の近本は球宴までの残り10試合を全勝宣言。4安打で本塁打を打てばサイクル安打だった中野も甲子園での本塁打に意欲を燃やし、「ウル虎の夏」のスタンドを盛り上げた。

 以下は一問一答。

 ――西投手は6勝目です。
 西勇「ありがとうございます。序盤からたくさん点を取ってもらって、何とか最少失点でと思いながらマウンドに上がってましたし、たくさん点が入ったので、気の緩みがないように引き締めていきました」

 ――序盤から大量点をどう見ていた。
 「絶対笑わないようにと思いながら。笑ってしまったら点を取られるというのが自分の中ではあるので、攻撃中にはあまり笑わずに、守りのときは笑って。本当に頼もしい打線で点を取ってもらってありがたいです」

 ――今週から9連戦。
 「1イニング1イニングと思って投げて、8回まで来て、9回も行きたいと言ったけど、来週の試合もあると言われて我慢した。本当は完封狙ってましたけど、次の機会にしっかり自分のピッチングができるように頑張ります」

 ――ファンにメッセージを。
 「たくさんの人が入って楽しく投げれた。たくさんの人が来てくれるとやる気も出る。今後とも応援よろしくお願いします」

 ――中野選手も今の気持ちを。
 中野「自分が決定的なヒットを打ったとは思わないけど、何とか4本打ってヒーローに選んでいただけたのはうれしい」

 ――1番打者としての仕事をした。
 「きのう完封負けという嫌な形でゲームがスタートしたので、何とか自分が初回から塁に出て、勢いをつけたいというのがいい結果につながった」

 ――あとホームランでサイクルという意識は。
 「5打席目はあまり意識してなかった。6打席目にホームランを打とうという意識はしたけど、打てなくてすいませんでした」

 ――いつか甲子園で本塁打を。
 「次回はサイクルヒットじゃなく、ホームランを見せられるように頑張ります」

 ――近本選手も初回に先制タイムリー。
 近本「打席に入る前に北條からきょうは1打席目からやぞと言われていたので、結果的に打てて良かった」

 ――そのあとも4出塁。
 「そうですね。点に絡むことができて良かったです」

 ――連続安打が止まっても状態はいいようだが。
 「状態ですか。自分の状態ですか。自分の状態はあまり良くないと思っている。1日1本打てたらいいかなと思っている。頑張ります」

 ――ウル虎の夏でみんな応援している。
 「たくさんの人に来てもらって、すごく一体感あるし、このユニホームで1週間頑張るんで、(球宴まで)残り10試合全部勝てるように頑張ります」

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2022年7月13日のニュース