高校野球ドラマ主演の“野球女子”池田朱那 始球式でノーバン投球「グラウンドに立てて光栄」

[ 2022年7月13日 18:20 ]

セ・リーグ   阪神―巨人 ( 2022年7月13日    甲子園 )

<神・巨>ファーストピッチセレモニーを行う池田朱那(撮影・成瀬 徹)
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 試合前のセレモニーで、高校野球ショートドラマ『ふたりの背番号4』(朝日放送)に出演する池田朱那(あかな、20)が、マウンドからボールを投げた。中学1年まで野球に打ち込み、ドラマでは、男子に混じりながら3年間白球を追いかけた女子選手を演じたとあって、本格的な足の上げ方からノーバウンド投球。コントロールが乱れ「悔しいという気持ち」と振り返ったものの、様になったフォームに、甲子園球場から「おおー」という歓声が起きた。

 「兄が選抜(群馬・高崎健康福祉大高崎)に出て、その時に私は応援に行けなくて、そこから甲子園球場に行きたいなとずっと思っていた。こんなお仕事で来させていただいて、誰もが立てるわけじゃないグラウンドに立てて本当に光栄で、うれしかった」

 ドラマは、栃木・鹿沼高の女子選手の実話に基づいて製作された。8月6日開幕の第104回全国高校野球大会に合わせて、関西地区で放送される。1話4分の連続ドラマで、試合のインターバルに流れる。

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2022年7月13日のニュース