カブス・鈴木誠也 4打数1安打、6試合ぶり本塁打ならず チームは今季3度目5連敗

[ 2022年7月13日 12:00 ]

インターリーグ   カブス2ー4オリオールズ ( 2022年7月12日    シカゴ )

6回1死、三塁内野安打を放つカブス・鈴木誠也
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 カブス・鈴木誠也外野手(27)が12日(日本時間13日)、本拠地でのオリオールズ戦に「4番・右翼」で2試合ぶりにスタメン出場。4打数1安打0打点だった。チームは接戦を落とし、今季3度目の5連敗。オリオールズは9連勝となった。

 持ち味の長打力を発揮することはできなかった。1-0の初回2死、相手先発・ライルスのスライダーにタイミングを狂わされ、空振り三振に倒れると、2-1の3回2死二塁では直球に詰まらされ、投ゴロ。それでも3打席目で意地を見せた。

 2-3の6回1死、三塁内野安打を放つと、相手三塁手の一塁暴投もあって一気に二塁へ。次打者・ウィズダムの2球目に三塁へ、メジャー4個目の盗塁を成功させた。しかし本塁が遠い。1死一、三塁、三走・鈴木はホーナーの三直に、ベースに戻り切ることができず、痛恨の併殺。無得点でこの回を終えた。

 左手薬指捻挫から復帰した7月5日(同6日)のブルワーズ戦で、自身初のランニング本塁打を記録。翌日も2試合連続本塁打を放つなど、好調ぶりを示していた。しかし、8日(同9日)のドジャース戦。3-0とリードの場面で飛球を落球する適時失策を犯し、チームはその後、サヨナラ負けを喫した。痛恨のプレーに「ああいうミスは自分の中で消えることはないし、取り返すこともできない。ああいうミスを次に生かせるように反省してやるだけ」と気持ちを新たにしていた。10日(同11日)のドジャース戦は疲労を考慮されてスタメンから外れ、出場は代打の1打席のみ。11日(同12日)は試合がなく、十分なリフレッシュ期間を経て、試合に臨んだ。

 復帰後は25打数8安打5打点。今季の通算打撃成績は、試合前の時点で49試合の出場で打率・256、6本塁打、26打点となっている。

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2022年7月13日のニュース