ワリエワ、上位3人の会見欠席 シェルバコワ「コメント控えたい」坂本「今は自分に集中」

[ 2022年2月16日 00:51 ]

<北京五輪 フィギュア>女子SP、演技を終えたワリエワ(右から2人目)(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート女子SPが行われ、昨年12月のドーピング違反が判明しながら個人種目出場が認められたカミラ・ワリエワ(ROC)が82・16点で首位発進した。上位3人による記者会見には欠席。2位のアンナ・シェルバコワ(ROC)と3位の坂本花織(シスメックス)が出席した。

 2人にはワリエワについての質問も飛び、坂本は「今は考えないようにしようと思っている」と率直な思いを明かし、「どうなるんだろうとか考えたけど、まず先に自分がこの舞台でベストを尽くすか考えたい」と強調。シェルバコワも「この件に関してはコメントを控えたい」とした。

 公平な試合が実施されているか、また、メダル授与式がないことについて問われると、シェルバコワは「五輪で試合をしている。プレッシャーよりは良いムードでできた。こういった戦いができてうれしい。フリーが残っているので。メダルについて言及するのは時期尚早」と話し、坂本は「公平かは分からない。何も答えられない。今は自分に集中したい」と語るにとどめた。

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2022年2月15日のニュース