自己ベストで3位の坂本花織「演技前から緊張で泣きそうだった」 フリーは「力強く自分らしい演技を」

[ 2022年2月15日 23:53 ]

北京五輪第12日・フィギュアスケート女子SP ( 2022年2月15日    首都体育館 )

<北京五輪 フィギュア>女子SP、演技を終え涙する坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)が行われ、平昌五輪6位の坂本花織(シスメックス)が自己ベストの79・84点をマークし、3位発進となった。

 「グラディエイター」に乗り、2度目となる大舞台で熱演した。演技後はキス&クライで涙を流す場面もある中、五輪という舞台で自己ベストの「79・84点」を確認すると笑顔がはじけた。「80点近く出たというのが、国際大会で初めてだったので、すごく自信になったし、トリプルアクセルなしでここまで点数が挙げられたというのは、今後の自分にとってすごくいい経験にもなった。この結果をしっかり受け止めて次に進みたいと思っています」と語った。

 30人中30番目という最終滑走。「始まる前からすごく泣きそうで、どうなるかなと思っていたんですけど、何とかジャンプ3つ揃えることができたし、一生懸命、ルッツもしっかり練習したので、今日それがちゃんと認定されたので、うれしいかぎりです」と笑顔がはじけた。演技後の涙の気持ちを問われると「演技前から緊張で泣きそうだったので、それを3分間ぐらいこらえて、それが一気に、先生の顔見てホッとした瞬間に出た」と話した。

 ROC勢とのメダル争いとなる17日の女子フリー。坂本は「ここまで来たら、力強く自分らしい演技ができたらいいと思っています」と決意を込めた。

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