スピードスケート・小平「覚悟を持ってやり遂げるだけ」17日の女子1000メートルへ

[ 2022年2月15日 05:30 ]

女子500メートルで17位に終わった小平奈緒(撮影・小海途 良幹)
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 連覇を目指したスピードスケート女子500メートルで17位に沈んだ小平はレースから一夜明けたこの日はリンクに姿を見せなかった。前夜は最初の一歩の左足が氷に引っかかるミスでスタートに失敗。遅れを挽回できず「こんなにガッカリした500メートルはない。圧倒的な力があれば戦えていたと思う。つまずいた時点で体が対応していなかったということ」と目を潤ませた。

 レースには平昌五輪銀メダルで19年に現役引退した李相花(イ・サンファ)さん(韓国)がテレビ解説で来場。親友でもあるかつてのライバルのレースを見て涙した。小平は「相花が(10年バンクーバー、14年ソチを)2連覇した時のようには、うまくいかなかった」と唇をかみ、残る17日の女子1000メートルに向け「覚悟を持ってやり遂げるだけ」と言葉を絞り出した。

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2022年2月15日のニュース