ラプターズはペリカンズに30点差で大敗 渡辺はフリースローのみによる3得点

[ 2022年2月15日 12:38 ]

ゴール下でレイアップに持ち込むラプターズのバンブリート(AP)
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 NBA東地区全体7位のラプターズは14日、敵地ニューオーリンズ(ルイジアナ州)で西地区全体11位のペリカンズに90―120(前半44―60)で敗れて31勝25敗。一度もリードを奪えずに最大では34点差をつけられた。

 これで8連勝のあと連敗。敗戦時の30点は今季2番目に大きな点差となった。東地区全体6位のセルティクス(33勝25敗)とは1ゲーム差。この日東地区全体8位のネッツがキングスを109―85(前半55―49)で下して連敗を11でくい止めたため(30勝27敗)、ネッツとラプターズとゲーム差は「1・5」となった。

 ラプターズではオールスターゲームにリザーブとして出場するフレッド・バンブリート(27)が20得点、パスカル・シアカム(27)は18得点をマークしたものの、チームのフィールドゴール(FG)成功率は30・5%(95本中25本)と低調。3点シュートも34本放って8本しか決まらなかった。

 渡辺雄太(27)は82―112で迎えた第4Qの残り5分13秒からコートに登場。今季の成功率が58・4%と低迷しているフリースローを4本中3本決めたものの、唯一のFG試投となったベースライン際からのジャンプシュートはリングに嫌われた。

 この試合ではスパーズからラプターズにトレードで移籍してきたベテラン・フォワードのサディアス・ヤング(33=203センチ、107キロ)が12分出場。新天地初戦では12分のプレータイムで4得点、4リバウンド、1アシスト、1スティールを記録している。

 なおラプターズは16日にミネアポリス(ミネソタ州)でティンバーウルブスと試合を行って、球宴前の前半戦を終了する。

 ペリカンズは3試合ぶりに白星を挙げて23勝34敗。トレイルブレイザーズからトレードで移籍してきたCJ・マッカラム(30)が5本の3点シュートなどで23得点をマークし、ラプターズとは対照的にチームのFG成功率は今季最高の58・4%(77本中45本)に達した。

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2022年2月15日のニュース