「ジャンプ男子団体」NHK中継 視聴率20・0% 陵侑2本目で瞬間最高24・2%

[ 2022年2月15日 09:48 ]

小林陵侑
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 14日の北京五輪「ジャンプ男子団体」を生中継したNHK総合(後7・55~9・09)の平均世帯視聴率が20・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。

 瞬間最高は午後9時1分に記録した24・2%。日本4人目のジャンパーを務めるノーマルヒルで1998年長野大会・男子ラージヒルの船木和喜以来日本勢24年ぶり金メダルを獲得し、ラージヒルでも銀メダルを獲得した小林陵侑(25=土屋ホーム)が2本目の飛ぶ場面だった。

 この日、午後8時45分から「首都圏ニュース845」、午後9時から「ニュースウォッチ9」を放送予定だったが、サブチャンネルへの切り替えはなく、そのままオリンピック中継を継続。結局、午後9時9分から「首都圏ニュース845」、午後9時24分から「ニュースウォッチ9」がそれぞれ放送された。

 日本チームは小林陵をはじめ、小林陵の兄・小林潤志郎(30=雪印メグミルク)、佐藤幸椰(26=雪印メグミルク)、中村直幹(25=フライングラボラトリー)の4人が出場した。

 距離を出すには不利となる追い風が強く吹き、何度も中断となる中、日本は1番手の佐藤が126メートル、2人目の中村は124・5メートル、3人目の小林潤は128・5メートルで第3グループ終了時に5位とすると、悪条件の中で4番手の小林陵侑が134メートルの大ジャンプをみせ、1回目を終え438・5点の5位。メダル圏内となる3位のノルウェーの456・5点とは18点差、距離にして約10メートル差まで縮めた。

 逆転を狙った2本目。佐藤が124メートル、中村は122メートル、小林潤は120メートルと上位との差を詰められず、第3グループ終了時で6位。メダル圏内の3位ノルウェーとは56・3点差と大きく水を開けられた。その中で今五輪で最終ジャンプとなった小林陵侑は2回目で132・5メートルと意地を見せたが、5位に終わった。

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2022年2月15日のニュース