「菜那ちゃん、泣かないで」ネット上励ましの声あふれる パシュート日本銀 絆に「涙腺崩壊」続出

[ 2022年2月15日 18:39 ]

北京五輪第12日 ( 2022年2月15日 )

後方で転倒する高木菜(ロイター)

 スピードスケート女子団体追い抜き(パシュート)の決勝が15日に行われ、日本は強豪のカナダに及ばず銀メダル。2018年平昌大会に続く金メダル、日本女子では史上初となる五輪連覇の偉業を逃した。

 パシュート3人娘の奮闘は、世界一の夢にわずかに届かなかった。エース高木美帆(27=日体大職)、高木菜那(29=日本電産サンキョー)、佐藤綾乃(25=ANA)のベストメンバーで臨んだファイナル。ラスト1週までカナダを僅差でリードしたが、最終コーナーで隊列の最後尾を滑っていた高木菜がバランスを崩し転倒。その瞬間、連覇の夢はついえた。呆然と仲間のもとに戻ってくる姉のもとへ、妹の美帆が駆け寄る。菜那の涙が止まらない。全員から慰められ、肩を抱かれて、世界一の「チームワーク」を証明した。

 ネット上では「高木菜那選手 泣かないで」「菜那ちゃん、泣かないで 本当に頑張った」「レース中泣きながら応援した」「パシュート見てとてももらい泣きをしてしまった それにしても美しい隊列だった。かっこいい」「涙が止まらん。涙腺ぶっ壊れた」「お姉ちゃん、そんなにせめないで ありがとう銀メダル」「高木菜那さんの気持ちを思うと辛いけど、チームメンバーのコメントを見たら素晴らしくて泣けた」「美帆さんが無言で菜那さんの隣に座ってエッジカバー?を渡すシーンで涙腺崩壊した」などと激励の投稿が相次いだ。

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