スノボビッグエア女子 村瀬心椛が銅メダル 冬季五輪日本女子最年少 岩渕4位、鬼塚11位

[ 2022年2月15日 11:31 ]

北京冬季五輪第12日 スノーボード女子ビッグエア ( 2022年2月15日    首鋼ビッグエア競技場 )

村瀬心椛(ロイター)

 女子決勝が15日、行われ、村瀬心椛(ここも、17=ムラサキスポーツ)の銅メダルを獲得した。10年バンクーバーのフィギュアスケート、浅田真央の19歳を大幅に更新する冬季五輪日本女子最年少メダリストとなった。岩渕麗楽(れいら、20=バートン)は4位、鬼塚雅(23=星野リゾート)は11位だった。金メダルはアンナ・ガッサー(オーストリア)で185・50点をマーク。前回の平昌五輪に続き連覇を達成した。

 3回滑り、高い方から2回の合計得点で順位が決まる決勝。村瀬は171・50点、岩渕は166・00点、鬼塚は65・25点をマークした。

 ◆村瀬 心椛(むらせ・ここも)2004年(平16)11月7日生まれ、岐阜市出身の17歳。4歳でスノーボードを始め、ジュニア時代から国際大会で活躍。18年5月にノルウェーで開催されたXゲームに13歳で出場して初出場初優勝。昨年10月のW杯ビッグエア開幕戦でW杯初勝利を挙げ、今季通算2勝。得意技はバックサイドダブルコーク1260。ムラサキスポーツ所属で、現在岐阜第一高2年。1メートル53。

 ▽ビッグエア(BA) 高さ30~40メートル、斜度20度以上の台から約70メートルの助走を滑り降り、1回のジャンプ技で競う。技の難易度や大きさ、出来栄え、着地の安定性などで採点される。五輪は18年平昌大会から正式種目として採用され、日本女子は岩渕が4位、藤森由香が7位、鬼塚は8位だった。

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