雪上でも感動シーン 超大技トライした岩渕を各国選手が駆けつけ抱擁 東京五輪スケボー名場面再び

[ 2022年2月15日 12:25 ]

北京冬季五輪第12日 スノーボード女子ビッグエア決勝 ( 2022年2月15日    首鋼ビッグエア競技場 )

日本の岩渕麗楽(ロイター)

 女子決勝が15日、行われ、岩渕麗楽(れいら、20=バートン)が4位に入った。合計得点は166・00点だった。

 1回目、2回目とともにダブルコーク1080を決め、3回目は大技のトリプルアンダーフリップにトライ。着地で転倒したものの、高難度の技へ果敢に挑んだ姿勢に他国の選手がコースへ称賛の抱擁に駆けつけた。

 インタビューで涙しながら「また4位になってしまって。悔しい気持ちの方が多いけど、でも、最後チャレンジできてよかった」と第一声。「一緒に競っていた選手が喜んでもらえてよかったです。4年間やってきたことは出せた。ここですごいたくさんの人に応援してもらってうれしかったです」と話した。

 ライバルや国は関係なく、純粋にプレーをたたえ合う姿は昨夏の東京五輪のスケートボードでも見られた。女子パーク決勝でメダルを逃し、悔し涙を見せた日本の岡本碧優を他国の選手が担いで称え、清々しいスポーツマンシップとして大きな話題となった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年2月15日のニュース