高木美帆がレジェンドになった 通算6個目のメダル確定で、YAWARAちゃんを超え夏冬合わせ女子最多

[ 2022年2月15日 15:35 ]

北京五輪第12日 スピードスケート女子団体追い抜き ( 2022年2月15日    国家スピードスケート館 )

<北京五輪 スピードスケート>女子500メートル決勝、銀メダルの高木美帆(撮影・小海途 良幹)
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 スピードスケート女子団体追い抜き(パシュート)の準決勝が15日に行われ、日本がROCを破り、決勝進出を決めた。これにより、日本選手団の主将も務める高木美帆(27=日体大職)は今大会3つ目のメダルが確定。平昌五輪で獲得した3つと合わせて、通算6個目となった。

 日本勢の女子としては、夏季を含めると柔道・谷亮子、アーティスティックスイミングの武田美保、立花美哉が5個を獲得(男子では体操の小野喬の13個が最多)。13日の女子500メートルで銀メダルを獲得し、女子最多に並んでいたが、これで単独トップに浮上した。

 高木美帆は7日の女子1500メートルで銀メダルを獲得。日本勢の冬季五輪でこれまでの最多だった3を更新する4つ目のメダルを獲得していた。

 ◇高木 美帆(たかぎ・みほ)1500メートルの世界記録保持者。18年平昌大会は団体追い抜きで金メダル、1500メートルで2位、1000メートルで3位。オールラウンドの18年世界選手権総合優勝。20年世界選手権スプリント総合優勝。日体大出、日体大職。27歳。北海道出身。1メートル64、58キロ。姉の菜那も今大会の代表。

【五輪戦績】
2022年北京 1500メートル銀、500メートル銀、団体追い抜き銀以上
2018年平昌 1000メートル銅、1500メートル銀、団体追い抜き金
2014年ソチ 代表落ち
2010年バンクーバー 1000メートル35位、1500メートル23位

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