北京五輪メダル総数 冬季最多「14」に!18年平昌「13」超え 渡部暁斗が複合男子個人LHで銅メダル

[ 2022年2月15日 20:01 ]

セレモニーで金メダルを見つめる平野歩夢(AP)
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 北京五輪第12日の15日、この日も日本選手が活躍。スノーボード女子ビッグエアで村瀬心椛(ここも、17=ムラサキスポーツ)が銅メダル、スピードスケート女子団体追い抜き(パシュート)が銀メダル、複合男子個人ラージヒルで渡部暁斗(33=北野建設)が銅メダルを獲得。この日は計3個のメダルを獲得し、今大会のメダル総数は、冬季五輪のメダル総数最多だった18年平昌(金4、銀5、銅4)を超えて史上最多となる「14」(金2、銀5、銅7)となった。金メダル最多は自国開催となった98年長野の5個となっている。

 今大会の日本勢1号となる銅メダルを獲得したのは5日に行われたフリースタイル男子モーグルの堀島行真。金メダル1号は6日の男子個人ノーマルヒルで同競技個人種目では1998年長野五輪ラージヒルを制した船木和喜以来24年ぶりの快挙を成し遂げた小林陵侑。スノーボード男子ハーフパイプ平野歩夢の金メダル、同女子の冨田せなが銅、スピードスケート女子1500メートルで高木美帆が銀、フィギュアスケート男子では鍵山優真が銀、宇野昌磨が銅、同団体で銅を獲得している。12日にはスピードスケート男子500メートルで森重航が銅、男子の個人ラージヒルでは小林陵侑が今大会2つ目のメダルとなる銀を獲得し2大会連続となる2桁10個目のメダル獲得となった。13日にスピードスケート女子500メートルで高木美帆が今大会2個目の銀で、日本11個目のメダル獲得で長野大会を抜き単独2位となった。15日にはスノーボード女子ビッグエアで村瀬心椛が銅メダルを獲得し、10年バンクーバーのフィギュアスケート「銀」の浅田真央の19歳を大幅に更新する冬季五輪日本女子最年少メダリストに。複合男子個人ラージヒルの渡部暁斗は個人ノーマルヒル銀だった過去2大会に続き、3大会連続のメダル獲得となった。

 大会は折り返しを過ぎたが、今後もメダル獲得有力種目が控えている。マススタートで連覇を狙う高木菜、カーリング女子日本代表のロコ・ソラーレ、ノルディック複合団体など、冬季五輪最多メダル獲得、金メダル獲得数の最多更新に期待が膨らむ。

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