坂本花織 涙の自己ベスト79・84点で3位発進!ROC3強に割って入った 初の表彰台へ17日にフリー

[ 2022年2月15日 23:24 ]

北京五輪第12日・フィギュアスケート女子SP ( 2022年2月15日    首都体育館 )

<北京五輪 フィギュア>女子SP、演技を終え涙する坂本花織(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 フィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)が行われ、平昌五輪6位の坂本花織(シスメックス)が自己ベストの79・84点をマークし、3位となった。

 30人中30番目という最終滑走で登場。「グラディエイター」に乗り、2度目となる大舞台で熱演した。演技後はキス&クライで涙を流す場面もある中、五輪という舞台で自己ベストの「79・84点」を確認すると笑顔がはじけた。

 日本時間午後5時50分から本番リンクで最終調整を行った。曲かけでは「グラディエーター」を流し、冒頭のダブルアクセル(2回転半)を着氷。3回転ルッツ、フリップ―トーループの連続3回転も着氷させてノーミスで終えていた。

 2度目の五輪となり、2日に現地入り。団体戦のフリーに出場して銅メダルを獲得した。13日の滑走順抽選でSPの最終滑走が決まり「(聞いた瞬間は)バスの中で崩れ落ちた。“持ってるな”と。引き運、強すぎやろ!でも、最初は崩れ落ちたけど、立ち上がったというか開き直った」と話していた。

 女子フリーは17日に行われる。

 ▼坂本 80点近く出たというのが、国際大会で初めてだったので、すごく自信になったし、トリプルアクセルなしでここまで点数が挙げられたというのは、今後の自分にとってすごくいい経験にもなった。この結果をしっかり受け止めて次に進みたいと思っています。演技前から緊張で泣きそうだったので、それを3分間ぐらいこらえて、それが一気に、先生の顔見てホッとした瞬間に出た。(フリーは)ここまで来たら、力強く自分らしい演技ができたらいいと思っています。

続きを表示

この記事のフォト

2022年2月15日のニュース