ロコ・ソラーレ“不運”も重なり2連敗…英国に「コンシード」4―10で完敗 1次L突破へ黄信号

[ 2022年2月15日 17:18 ]

<北京五輪カーリング女子1次L>英国(奥)に敗れた日本。(左から)吉田夕、鈴木、藤沢、吉田知
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 18年平昌五輪銅メダルで世界ランク7位の日本(ロコ・ソラーレ)は15日、北京五輪カーリング女子1次リーグ第7戦で同ランク8位の英国と対戦。第6エンドで藤沢五月(30)のラストショットが急失速し、途中で止まってしまう“不運”などもあり4―10と敗戦。2連敗で通算4勝3敗となり、準決勝進出へ残り2試合負けられない状況となった。

 1次リーグ第6戦を終え2位タイつける日本は立ち上がりの第1エンドにいきなり3失点。第3エンドでも3点を失い1―6と大きくリードを許す。第4エンドには相手のミスショットもあり2点を返したが、同じく後攻の第6エンドで藤沢のラストショットが急失速し途中で止まってしまうアクシデントが発生。ストーンの底に氷上のゴミに引っかかったもようで複数得点のチャンスを逃し、そのまま敗れた。

 4―8となった後攻の第8エンド、藤沢がラストショットで起死回生のダブルテークアウトを狙うも失敗。相手に2点のスチールを許し6点差になったところで、残り2エンドを残し相手の勝ちを認める「コンシード」を行った。

 1次リーグ残り2戦は16日に米国、17日にスイスと対戦する。

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