男子バスケの米国も4強入り スペインに14点差で勝利 デュラントが29得点

[ 2021年8月3日 15:24 ]

スペインのルビオをマークする米国のデュラント(AP)
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東京五輪第12日 男子バスケットボール予選リーグ(2021年8月3日 さいたまスーパーアリーナ)

 男子バスケットボールの準々決勝第2試合で、4大会連続の金メダルを狙う米国(A組2位)が登場。スペイン(C組2位)を95―81(前半43―43)で下して準決勝に進出した。7月18日にネバダ州ラスベガスで行われた強化試合でスペインには7点差で勝っていたが、ケビン・デュラント(32=ネッツ)が29得点を挙げて五輪本番でも強敵に競り勝った形。前半で一時9点を追う展開となったものの、第3Qを26―20として流れを変え、前半17本中4本の成功に終わっていた3点シュートを後半では15本中9本決めて勝利を収めた。

 NBAファイナルでバックスの優勝に貢献したドリュー・ホリデー(31)も12得点と5アシスト、ジェイソン・テータム(23)も第4Qでの9得点を含む13得点。米国は出場した過去18回の五輪ですべてメダルを獲得しているが(金15、銀1、銅2)、負ければメダルなしでの敗退という大事な試合で踏みとどまった。

 スペインは2008年北京五輪と12年ロンドン五輪で2位、16年リオデジャネイロ五輪でも3位に入っていたが、4大会ぶりに4強を逃した形。2019年のW杯中国大会では優勝したものの、五輪では準々決勝で姿を消した。リッキー・ルビオ(30=ティンバーウルブス)は38得点を挙げるnなど奮闘したが勝利にはつながらなかった。

 勝った米国はオーストラリアとアルゼンチンの勝者と準決勝で対戦する。

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