卓球・水谷「感触確かめながらいいプレーできた」、12年ロンドン五輪から団体戦11連勝で日本8強導く

[ 2021年8月3日 05:30 ]

東京五輪第11日 卓球男子団体1回戦   日本3ー0豪州 ( 2021年8月2日    幕張メッセ )

男子団体1回戦・豪州戦の第1試合でプレーする丹羽(左)、水谷組
Photo By 共同

 頼りになる男だ。4度目五輪出場の水谷が2勝を挙げた。まず、丹羽と組んだダブルス。左と左は動きが重なりやすいため、世界的に珍しいサウスポーペアながら、あっさり勝利した。シングルスはたった15分で片付けた。

 上々のスタートを切り、「ダブルスもシングルスも感触を確かめながらいいプレーができた」と涼しい顔。12年ロンドン五輪から、団体戦は11連勝だ。

 伊藤と組んだ混合ダブルスで金メダルを獲得した。その後、SNSで悪質なメッセージが届いていることを明かした。体操男子の橋本、女子の村上らも同様の被害を明かした。公にすることで、さらなる攻撃を招きかねないが、「放っておくと次のターゲットに移ってしまう。僕は年齢が上だし、経験もあるので、できるだけ先頭に立ちたい」と訴えた。背負うものは多い。

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2021年8月3日のニュース