選手村の飲酒騒ぎ 組織委が複数NOCへ注意喚起 あるNOCは謝罪と選手帰国措置

[ 2021年8月3日 13:01 ]

国立競技場と五輪マーク
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソン(SP)は3日、東京・晴海の五輪選手村で起きた複数の外国人による“飲酒騒ぎ”について、選手の所属NOC(各国・地域のオリンピック委員会)に注意喚起を行い、うち1つから謝罪があったことを明らかにした。

 騒ぎは31日未明に発生。屋外の共有スペースで複数の選手らが飲酒して騒いでいたため、関係者が警視庁月島署へ通報する事態となっていた。同署員が現場へ到着した際は選手らはいなくなっていたが、高谷SPによると「騒ぎを主導したNOCが分かった」ため、7、8つのNOCへ注意喚起を行い、1つのNOCからは謝罪文が寄せられるとともに、対象選手には今大会の選手村を離れるルールである競技後48時間を待たずに“強制帰国”させる措置を取ったとの報告があったという。

 選手村では連日“どんちゃん騒ぎ”が行われているとの一部報道もあるが、高谷SPは「翌日以降も集まりはあったが、大声で飲酒するなど、措置が必要な状況はなかったと認識している」と話した。

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2021年8月3日のニュース