男子バスケのオーストラリアが2大会連続で4強入り 準決勝で米国と激突

[ 2021年8月3日 22:46 ]

東京五輪第12日 男子バスケットボール準々決勝 ( 2021年8月3日    さいたまスーパーアリーナ )

チームメートとハイタッチをかわすオーストラリアのミルズ(AP)
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 男子バスケットボールの準々決勝第4試合で、B組1位のオーストラリア(世界ランク3位)がC組3位(同4位)のアルゼンチンを97―59(前半39―33)で下し、2大会連続で4強入り。初の決勝進出をかけて5日の準決勝で米国と対戦することになった。

 オーストラリアは7月にラスベガスで行われた米国との強化試合では91―83で勝っており、東京五輪での“再戦”でどのような戦いをするのかが注目されるところ。アルゼンチン戦ではスパーズのパティー・ミルズ(32)が18得点、ジャズのジョー・イングルス(33)が11得点と7アシスト、守備のスペシャリストでもある76ersのマティス・サイブル(24)が12得点と5リバウンド、3スティールを記録し、チームの3点シュートの成功率は44・7%(38本中17本)に達した。

 アルゼンチンは第3Q終了時点までは48―60と食い下がっていたが、第4Qの出だしからは痛恨の連続19失点。今大会の日本戦には勝ったものの、スロベニア、スペイン、オーストラリアといったライバル諸国に負けて姿を消し、2004年のアテネ五輪以来となる覇権奪回はならなかった。

 アテネ五輪の優勝メンバーでもあるルイス・スコラ(41)は25分出場して7得点。大勢が決して残り51秒にベンチに下がると、オーストラリアの選手たちからも“南米のレジェンド”に対して拍手が送られた。

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