ボルトの記録を2度破ったナイトンが200メートルの予選を通過 17歳の大型スプリンター

[ 2021年8月3日 12:06 ]

東京五輪第12日 陸上男子200メートル予選 ( 2021年8月3日    国立競技場 )

200メートルの予選を1位で通過した17歳のナイトン(AP)
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 2004年1月29日生まれで、まだ17歳のエリヨン・ナイトン(米国)が男子200メートルの予選4組を20秒55の1位で突破。ナイトンは今年の5月31日、この種目でウサイン・ボルト(ジャマイカ)が保持していたU―18の世界記録を100分の2秒更新する20秒11をマークし、米国の五輪最終予選の準決勝(6月26日)では19秒88を記録して、ボルトのU―20の世界記録を100分の5秒更新していた。

 ボルトの世界記録を十代にして2つ破ったナイトンは最終選考会の決勝(6月27日)で19秒84と3レース連続で自己記録を更新して3位で五輪出場権を獲得。191センチ、77キロの長身スプリンターにはまだ“伸びしろ”があると見られており、東京五輪での活躍が注目されている。

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2021年8月3日のニュース