「無観客」五輪柔道会場訪問の白鵬を芝田山広報部長「大きな問題」痛烈批判

[ 2021年8月3日 05:30 ]

7月27日、東京五輪の柔道会場を訪れ、大野将平(右)と言葉を交わす大相撲の横綱白鵬関=日本武道館
Photo By 共同

 大相撲の横綱・白鵬が無観客の東京五輪柔道会場の日本武道館を訪れたことについて、日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は2日、代表取材に「無観客と言っているのに、そこに行っていることは大きな問題だと、本人がどのくらい理解しているのか。常識、非常識が全く分かっていない」と痛烈に批判した。入場した経緯は不明。7月27日に来場。国際柔道連盟のビゼール会長、男子73キロ級優勝の大野将平(旭化成)との写真が同会長のツイッターに掲載された。相撲協会は新型コロナウイルス対策のガイドラインとして、本場所初日の2週間ほど前から原則外出禁止だが、今回の来場は該当しない。

 白鵬は15年にモンゴルのオリンピック委員会アンバサダーとして日本オリンピック委員会(JOC)とのパートナーシップ認定の調印式に出席した。

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2021年8月3日のニュース