卓球日本男子が4強入り!2大会連続メダルへ王手 水谷「明日は自分自身も貢献できるように頑張りたい」

[ 2021年8月3日 13:08 ]

東京五輪第12日 卓球男子団体準々決勝 ( 2021年8月3日    東京体育館 )

準々決勝のスウェーデン戦、ダブルスに臨んだ張本智和・丹羽孝希組(ロイター)

 東京五輪卓球男子団体準々決勝が行われ、水谷隼(32=木下グループ)、丹羽孝希(26=スヴェンソン)、張本智和(18=木下グループ)で臨む世界ランク3位の日本は、強敵スウェーデンを3―1で下し、4日の準決勝進出を決めた。準決勝では台湾―ドイツの勝者と対戦。日本は銀メダルの16年リオ五輪に続くメダル獲得を目指す。

 第1試合のダブルスは丹羽・張本のコンビが3―1で先勝。第2試合のシングルスは水谷がスウェーデンのエース、マティアス・ファルク(29)相手に1―3と敗れ、東京五輪で初黒星を喫した。第3試合のシングルスは張本が第1試合の勢いそのままに3―1と勝利。第4試合のシングルスも丹羽が3-0と圧倒した。

 試合後のインタビューでは、張本は「3番っていうのは団体で非常に重要な役割なのでそこを取るか取らないかで折り返しが全然違うので、もう何対何なんでもいいから勝とうという気持ちでやりました。1、2ゲーム目は硬さがあって、1ゲーム目取られたんですけど10オールまで追いついたっていうのは気持ちを楽にしてくれたと思います」と今日の試合を振り返った。

 丹羽は「1番のダブルスがすごく大事だと思っていたので、相手も非常にいいプレーしてきたんですけど、競り勝つことが出来て良かったです。2対1で回ってきて、自分で勝てばチームも勝てるって状態だったので、それで勝つんだっていう気持ちでプレーしました」と語った。

 水谷は「僕は負けてしまったんですけど、それでもやはり勝つっていうのが日本の力なので、明日は自分自身も貢献できるように頑張りたいです。明日、いよいよ準決勝ということでリオの時のドイツ戦を思い出してしたいです」と明日の準決勝を見据えた。

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