飛び込み界のキング寺内健、40歳メダル&入賞なるか 決勝進出者12人で断トツの最年長 

[ 2021年8月3日 14:03 ]

東京五輪第12日 男子板飛び込み決勝 ( 2021年8月3日    東京アクアティクスセンター )

決勝進出を決めた寺内健(AP)
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 午後3時にスタートする男子板飛び込み決勝で寺内健(40=ミキハウス)が日本飛び込み界初となる悲願のメダルに挑む。決勝進出者12人の平均年齢は26・5歳。10代が1人、20代が8人、30代が2人で、不惑の寺内は断トツの最年長だ。

 2日の予選を430・20点の10位、3日午前の準決勝を424・50点の7位で通過。08年北京五輪以来13年ぶりの決勝へ向け「もちろんメダルを目指したいが、順位はあまり気にせず、まずは460~470点を目指したい。40歳の底力を見せたい」と力を込めた。

 今大会は坂井丞(28=ミキハウス)とペアを組んだシンクロ板飛び込みで5位。個人種目で入賞すれば04年アテネ五輪以来17年ぶりとなる。馬術の杉谷泰造(45)に並ぶ日本人最多タイ6度目の夏季五輪となる飛び込み界のキング。サッカーの三浦知良(54)のプレーと同様、魂を込めたダイブには生き様がつまっている

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2021年8月3日のニュース