卓球日本女子、銀メダル以上&3大会連続メダル確定 香港に3―0完勝 5日決勝は中国とドイツの勝者

[ 2021年8月3日 21:18 ]

東京五輪第12日 卓球女子団体準決勝 ( 2021年8月3日    東京体育館 )

女子団体準決勝、香港の第2試合を3-1で勝利した伊藤美誠(AP)
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 東京五輪の卓球女子団体準決勝で伊藤美誠(20=スターツ)、石川佳純(28=全農)、平野美宇(21=日本生命)が臨む第2シードの日本が3日、第4シードの香港と対戦し3―0で勝利し、銀メダル以上と3大会連続のメダル獲得を確定させた。

 1回戦のハンガリー、準々決勝の台湾に1ゲームも取らせない完勝で準決勝に臨んだ日本は、第1試合のダブルスで石川&平野ペアが3―0で先勝した。序盤から強気の攻めで相手を寄せ付けず、3戦連続の3―0勝利で日本に勢いをもたらした。

 エース対決となる第2試合は女子シングルス世界ランク2位の伊藤と同15位のト・ガイキンが激突。譲らず一進一退の攻防を見せた両者。伊藤は第1ゲームを11―9で奪ったが、第2ゲームを9―11を落としてゲームカウント1―1の同点に。ここから伊藤が圧巻の攻めを見せた。第3ゲームは0―1から怒とうの11連続ポイントで11―1。続く第4ゲームも最後まで強気の攻めで11―7で奪い、3―1で勝利した。

 2連勝で決勝進出に王手をかけた第3試合は平野がリ・コウセイと対戦。国際大会での対戦成績は5勝1敗と得意の相手に第1ゲームは序盤からリードを奪った。10―8から追いつかれ、デュースにもつれ込んだが、最後は平野がラリーを制して12―10と粘り勝った。第2ゲームも試合を優位に進めて11―7で連取。勝利に王手をかけた第3ゲームもプレッシャーはなかった。立ち上がりから9連続ポイントを奪うなど一切流れを渡さずに11―3。平野は3―0で勝利を収めた。

 日本は第4シードの香港に3―0で完勝し、銀メダル以上を確定させ、悲願の金に王手をかけた。4日に行われる中国とドイツの勝者と5日に決勝で戦う。

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