体操・橋本大輝が種目別・鉄棒でも金 個人総合との2冠で新エース証明!!

[ 2021年8月3日 19:50 ]

東京五輪第12日体操男子種目別鉄棒決勝 ( 2021年8月3日    有明体操競技場 )

体操種目別鉄棒で金メダルを獲得した橋本大輝(AP)
Photo By AP

 体操男子種目別鉄棒決勝が行われ、橋本大輝(19=順天堂大)が個人総合金に続く2個目の金、団体総合銀と合わせ3個のメダルを獲得した。

 予選で敗退した内村航平(32=ジョイカル)に代わり、今大会で“体操ニッポン”を牽引してきた新エースが、種目別でも輝きを放った。のびやかな美しい演技の後、着地もピタリと決め、出場8人中唯一の15点台をマーク。橋本は演技を終えると、ガッツポーズと満足感あふれる笑顔をみせた。
 
 「5年前のリオ五輪、1964年の東京五輪よりも記憶に残る試合をしたい」と語っていた。その誓い通りとなる活躍。見る者の記憶にも、キング内村の後継者という印象を鮮烈に焼き付けた。

 ◇橋本 大輝(はしもと・だいき)2001年(平13)8月7日生まれ、千葉県出身の19歳。千葉・市船橋高3年だった19年世界選手権は男子で白井健三(日体大教)以来2人目の高校生代表として団体総合の銅メダルに貢献した。4月の全日本選手権で初優勝。順大。1メートル66、57キロ。

続きを表示

この記事のフォト

2021年8月3日のニュース