レスリング・土性 優勝候補といきなり対戦し完敗「情けない。対応できなかった」連覇逃しガックリ

[ 2021年8月3日 05:30 ]

東京五輪第11日 レスリング女子フリースタイル68キロ級1回戦   ストックメンサ Tフォール2分7秒 土性沙羅 ( 2021年8月2日    幕張メッセ )

女子68キロ級1回戦 米国のストックメンサ(右)にポイントを奪われる土性沙羅
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 女子68キロ級はリオ五輪金メダルの土性が初戦で19年世界女王のストックメンサ(米国)に0―10のテクニカルフォール負けを喫し、連覇を逃した。

 タックルからアンクルホールドを決められて約2分で完敗。優勝候補とのいきなりの顔合わせに「いつかは当たると思っていたので練習は積んできた」としたが、1点も奪えず「情けない。対応できなかったのが駄目だった」と肩を落とした。

 リオ五輪後は18年に左肩を手術するなど苦難の連続。復帰後は恐怖心からタックルに入れない時期が続いたが、試行錯誤を重ねて2度目の五輪にたどり着いた。「自分なりに一生懸命やってきたので悔しい」。望みをつないだ3日の敗者復活戦で、最低限の銅メダルを獲得して努力を証明する。

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2021年8月3日のニュース