驚異的世界新に銀メダリストも「五輪の歴史で最高のレース」男子400メートル障害

[ 2021年8月3日 18:11 ]

東京五輪第12日 陸上男子400メートル障害決勝 ( 2021年8月3日    国立競技場 )

驚異的な世界新記録をマークしたワーホルムは喜びを爆発させる(AP)
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 7月1日にケビン・ヤング(米国)が保持していた世界記録を29年ぶりに更新(46秒70)したばかりのカーステン・ワーホルム(25=ノルウェー)が、45秒94の驚異的な世界新記録を叩き出して金メダルを獲得した。銀メダルのライ・ベンジャミン(24=米国)もワーホルムの旧世界記録を上回る46秒17でフィニッシュ。トラック種目では今大会初の世界記録となった最高のレースに、敗れたベンジャミンも「五輪の歴史の中でも最高のレースだった」と自画自賛した。

 ゴール直後にタイムを確認すると、目を見開いて驚きの表情を浮かべ、ランニングシャツを引き裂くパフォーマンスを見せたワーホルム。偶然か必然か、国立競技場内にはスーパーマンのテーマ曲が流れた。「ただただうれしくて、シャツを破っていた。感情が爆発した」と話し笑顔。10台目のハードルを跳んだ後はベンジャミンの猛追を受け、「最後の20メートルは足の感覚がなかった。クレイジーな米国人が追いかけてきたからね」と話し、良きライバルを称えた。

 17、19年の世界選手権を制し、同種目で人類初の45秒台をマークしたワーホルム。メダリスト会見では「SNSではテクノロジーの勝利だと言われているが、どう思うか?」と問われると、「トラックに関してはそう言える。シューズも最高だ」と技術の進歩を認めつつ、「技術だけに頼るっているわけではない」とも。アスリートのプライドをのぞかせつつも、技術開発するシューズメーカーにも敬意を払う、たくみな“ハードリング”を見せた。

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