女子800メートルは米国の新鋭ムーが優勝 米国勢は13大会ぶりの金メダル

[ 2021年8月3日 21:41 ]

東京五輪第12日 陸上女子800メートル決勝 ( 2021年8月3日    オリンピックスタジアム )

女子800メートルで優勝した米国のムー(AP)
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 女子800メートル決勝では米国の最終選考会で今季世界最高の1分56秒07をマークしていたアシング・ムー(19)が1分55秒21の米国新記録で優勝。米国勢がこの種目を制したのは1968年メキシコ大会のマデリン・マニング以来、13大会ぶりで、ムーは最初から先頭を走り、ラストスパートでも後続を引き離してトップでフィニッシュした。

 南スーダン出身の両親を持つムーは7人きょうだいの6番目。178センチの長身ランナーで、本来得意にしていたのは49秒57の自己ベストを持つ400メートルだったが、そのスプリント力を生かす形で五輪の800メートルを制した。

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2021年8月3日のニュース