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照ノ富士 14日目で初単独トップ 大関&賜杯W獲りへ いざ貴景勝戦

[ 2021年3月28日 05:30 ]

大相撲春場所14日目 ( 2021年3月27日    東京・両国国技館 )

朝乃山(右)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 大関昇進を確実にしている関脇・照ノ富士が大関・朝乃山を寄り切り11勝目。高安が敗れたため、今場所初めて単独首位に立った。千秋楽の大関・貴景勝戦に勝てば関脇以下で史上最多となる3度目の優勝。1差で追う貴景勝が勝てば、4敗同士の対戦となる高安―碧山の勝者と賜杯を懸けた巴戦が行われることになる。

 5番前の取組では並走する高安が敗れた。照ノ富士が14日目にして初めて単独トップに立つ可能性が出る。だが、過去2度、幕内優勝の味を知る元大関は自己操縦術にたけていた。「人のことを気にする余裕はない。(高安の敗戦は)もちろん知ってましたが、一日一番と思って臨んだ」

 大関・朝乃山戦。しかし過去4勝0敗の対戦成績が示すように、元大関が力の違いを見せた。勝てていない迷いからか立ち合い、もろ手突きできた朝乃山相手に難なく右を差す。さらに左上手を引き、一度寄って残されたが焦らない。再度右かいなを返しながら左上手を引き付け、万全の体勢で寄り切った。

 きょう千秋楽は1差の貴景勝戦。八角理事長(元横綱・北勝海)は昨年11月場所の千秋楽を回想し「貴景勝に本割で勝って、優勝決定戦で負けている。今回は反対になりそう」と予想。もうひと波乱を予想するが、本割で勝てば文句なく昨年7月場所以来3度目の賜杯を抱くことになる。

 初優勝の15年夏場所は東関脇、2度目の前回は東前頭17枚目と、いずれも関脇以下だった。関脇以下で3度目となれば、後の横綱・貴乃花らと並んでいた優勝回数で単独首位に立つ。その記録も、大関再昇進の手土産となる。

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