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足利市での聖火リレーで「密状態」が発生 組織委が認める

[ 2021年3月28日 23:40 ]

<東京五輪聖火リレー>栃木県でスタートした聖火リレーで足利市総合運動公園陸上競技場を走る勝俣州和
Photo By 代表撮影

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは28日、この日行われた聖火リレーの栃木県第1日に関する報告を行い、「本来避けなければいけない密状態が発生した」と明かした。第1区間の足利市ではタレント勝俣州和が第1走者として観客の人数制限が可能な競技場内を走ったが、競技場外への出口となる南側ゲート付近に人が集まってしまったという。

 また、第1区間のゴールとなる足利市役所付近も多くの人が集まったとし、「いずれも走行直前に、短時間でピンスポット的に人が増えた。スタッフの呼びかけに応じて配慮していただいた方もいたと想像するが、それを上回るペースで人が集まってしまった」と話した。25日に聖火リレーがスタートした福島県内の3日間では、市街地で観覧客が多く集まっても“密状態”ではないと強調してきた組織委が、初めて認めたケースとなった。今後はより早く情報を収集して早めに呼びかけを行うほか、著名人ランナーに関しては観覧できないなどの告知を徹底する方針とした。

 この日は聖火リレーが始まってから最初の日曜日とあり、“密状態”が起きないように警戒して臨んだほか、初の雨天走行となったためトーチへの確実な点火も心がけたという。また、沿道で聖火ランナーと併走するように走る人が多く見られたため、危険なのでやめるように呼びかけた。雨天で走行中止を判断する基準はケース・バイ・ケースとしながらも、明らかに台風が直撃する場合は前日までに判断を下したり、当日の判断時刻をあらかじめ知らせるなどの対応も考えられるとした。

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