逆転V諦めん! 4連勝の貴景勝、千秋楽照ノ富士討ちで巴戦持ち込む

[ 2021年3月28日 05:30 ]

大相撲春場所14日目 ( 2021年3月27日    東京・両国国技館 )

貴景勝(右)は正代を押し出しで破る(撮影・西川祐介)
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 貴景勝が逆転優勝に望みをつないだ。正代との大関対決で相手の左差しを許さず得意の突きで攻め抜いた。10勝目に「内容は覚えていないが、集中してやるだけなので、それはできたのかなと思う」と息をついた。

 10日目に高安に敗れて優勝争いから後退したが、4連勝と盛り返し賜杯の可能性が出てきた。「いくら考えたって前(の場所)には戻れないので、明日また一番あるのでそれに集中したい」

 昨年11月場所は千秋楽の本割で照ノ富士に敗れたが、決定戦でリベンジを果たし優勝。「明日勝たないと何も意味がない。一生懸命やることだけ考える。一生懸命やりたいと思う」。逆転を信じ、まずは本割の照ノ富士戦に全てを懸ける。

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