男子400Mリレー 日本が銀!08年北京以来2大会ぶりメダル獲得

[ 2016年8月20日 10:35 ]

<リオ五輪 陸上>400mリレーで銀メダルを決め、日の丸を掲げる(左から)山県、飯塚、桐生、ケンブリッジ飛鳥

リオデジャネイロ五輪・陸上

 男子400メートルリレー決勝が行われ、日本は山県亮太(セイコーホールディングス)飯塚翔太(ミズノ)桐生祥秀(東洋大)ケンブリッジ飛鳥(ドーム)で挑み、37秒60のアジア新記録で銀メダルを獲得。2008年北京五輪以来、2大会ぶりのメダル獲得を果たした。

 快挙を達成した山県は「夢が現実にできると証明できた」と胸を張り、飯塚は「バトンミスは考えられなかった」と振り返った。桐生は「最高の気分です」と喜び、ケンブリッジは「4年後、今よりも良いメダルを獲れるように頑張りたい」と東京五輪での頂点を誓った。

 競技場に入場するセレモニーでは4人で刀を抜く仕草を披露。5レーンからスタートした日本は第1走者の山県が好スタートを見せ、第2走者の飯塚、第3勝者の桐生も好走。予選1位通過のアメリカに先行し、ジャマイカに次ぐ2位でアンカーのケンブリッジへとバトンを繋いだ。

 ケンブリッジは前半ジャマイカのアンカー、ボルトに食らいつきながら、アメリカ、カナダの猛追をしのいで2位を死守。日本のタイムは予選でマークしたアジア記録をさらに上回る37秒60でフィニッシュ。レース後には4人は日の丸を掲げてスタジアムを練り歩き、快挙の余韻に浸った。

 優勝は37秒27のジャマイカで、五輪3連覇を成し遂げた。3番手でゴールしたアメリカは失格となり、カナダが3着に繰り上がった。

 日本は予選でアジア新記録となる37秒68をマーク。アメリカに次ぐ全体2位で決勝に進出していた。

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