【数字は語る】ボルト、19秒台は34回目 五輪で2レース連続は初

[ 2016年8月20日 11:25 ]

ボルトは歯を食いしばって懸命な走りを見せた

リオデジャネイロ五輪陸上男子200メートル決勝

 ボルトは準決勝と同じ19秒78で優勝。2レース連続で20秒の壁を突破したのは五輪では初めてとなった。

 19秒台は自身通算34回目。92年バルセロナ五輪と96年アトランタ五輪の100メートルと200メートルで全て2位となったフランク・フレデリクス(48=ナミビア)の24回、万能スプリンターの一人でもあるウォーレス・スピアモン(31=米国)の23回、そしてこの種目の元世界記録保持者でもあるマイケル・ジョンソン(48=米国)の22回をはるかに上回る「もう一つの世界記録」となっている。準決勝で落選したジャスティン・ガトリン(34=米国)は8回のみ。09年の世界選手権でマークした19秒19の世界記録同様、20秒の壁を突破した回数もまた不滅の記録になりそうだ。なお19秒78はボルトの自己記録の中では19位タイ。19秒7台は19秒9台と並んで最も多い7回目となった。

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2016年8月20日のニュース