4位のダンフィー、CASへ提訴検討も「裁定で勝ってもメダル受け取れない」

[ 2016年8月20日 09:12 ]

ダンフィー(右)とし烈な競り合いを演じる荒井

リオデジャネイロ五輪 男子50キロ競歩

 男子50キロ競歩でレース後に一度は銅メダルに繰り上がりながら4位となった25歳のダンフィー選手は「自分のレースを本当に誇りに思う」と国内新記録を出した結果を受け止めた。

 レース中に荒井選手と接触し、よろめく場面もあった。妨害があったとしたカナダ側の抗議が認められ「銅」が確定したと喜んだが、日本チームの訴えで再び覆った。一時はスポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴も検討したというが「正しい判断だったと信じる。裁定で勝ったとしてもメダルは受け取れないだろう」と強調。4年後の東京五輪に意欲を示した。(共同)

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2016年8月20日のニュース