内村ら男子代表が帰国「応援実感」、白井は「これからも攻める」

[ 2016年8月20日 21:47 ]

リオ五輪を終え帰国し、記者会見で金メダルを手にする(左から)白井健三、加藤凌平、内村航平、田中佑典、山室光史ら体操男子5選手

 リオデジャネイロ五輪の体操で3大会ぶりの団体総合優勝を果たした日本男子代表が20日、成田空港に帰国し、出迎えた大勢のファンに笑顔で応じた。5人のメンバーは千葉県内で記者会見に臨み、個人総合との2冠に輝いた内村航平選手(27)=コナミスポーツ=は「家族の顔を見られてほっとしているし、これだけの方々に応援してもらったんだと実感した」と笑みを浮かべた。

 エースの内村選手は予選、団体決勝、個人総合いずれでも6種目を演じ「あらゆるところが痛い」という。今後の予定は考えずにまずは十分に休養を取る方針。4年後の東京五輪に向けては「バトンは渡せたと思うし、東京で僕がチームを引っ張ることはない。僕は僕なりに自分の道を突き進んでいこうかなと思う」と語った。

 新技を披露した種目別跳馬で銅メダルを獲得した白井健三選手(19)=日体大=は、11月の全日本団体選手権を次の試合に挙げ「いろんなことをやりたい気持ちでいっぱい。新技ができれば入れたいし、これからも攻めた体操をしていきたい」と言葉に力を込めた。

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2016年8月20日のニュース