池江 力が違う!大会新2冠も不満「もう少しタイムほしかった」

[ 2016年8月20日 05:30 ]

女子100メートル自由形決勝を大会新で優勝し、笑顔の池江

 全国高校総体(インターハイ)第23日は19日、広島市総合屋内プールほかで行われ、競泳女子100メートル自由形はリオデジャネイロ五輪代表で1年の池江璃花子(東京・淑徳巣鴨)が54秒67の大会新で制し、50メートルとの2冠を果たした。同400メートル個人メドレーは牧野紘子(東京・東大付中教校)が4分40秒19の大会新で200メートルに続いて優勝、五輪代表の今井月(愛知・豊川)は2位だった。

 同年代を全く相手にしなかった。リオ五輪代表の池江が50メートル自由形に続き、100メートル自由形も大会新で制した。2位に1秒96差の圧勝で個人2冠を果たしたが「疲れている中(50メートルと)両方大会新を出せたけど、100メートルに関してはもう少しタイムがほしかった」と納得はしなかった。

 約1時間半後に行われたメドレーリレーにも最終泳者の自由形で登場。ともに五輪に出た長谷川から6位で引き継ぐとトップの豊川を猛追、チームを2位まで押し上げる大車輪の働きだった。仲間と上がった表彰台は格別のようで「みんなと切磋琢磨(せっさたくま)できてうれしい」と顔をほころばせた。

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2016年8月20日のニュース