虚偽通報のロクテ、インスタで謝罪「責任を受け入れる」

[ 2016年8月20日 10:02 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は19日、リオデジャネイロ五輪の競泳男子で金メダルを獲得したライアン・ロクテ選手ら米国のリレーチームの4人が虚偽の強盗被害を警察に通報した問題で、規律委員会を設け、本格的な調査に乗り出す方針を明らかにした。事態を重くみて処分を科す可能性が出てきた。

 この問題でロクテ選手は写真共有アプリ「インスタグラム」で「(事実を)慎重、率直に伝えなかった。責任を受け入れる」と、うその通報を認めて大会主催者に謝罪。米国オリンピック委員会(USOC)も主催者やブラジル国民にわびた。

 USOCによるとロクテ選手らは14日早朝、パーティーからタクシーで選手村に戻る途中にガソリンスタンドでトイレを破損し、警備員に銃を向けられた。修理費を要求され、金を支払ってその場を立ち去ったという。(共同)

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2016年8月20日のニュース