かつては“お家芸” 女子ダブルス70年代に日本勢6度“頂点”に

[ 2016年8月20日 05:30 ]

<リオ五輪 バドミントン> 金メダルを手にした高橋&松友ペア

リオデジャネイロ五輪・バドミントン 女子ダブルス 決勝

(8月18日)
 バドミントン女子ダブルスはかつて日本のお家芸種目だった。

 1977年に世界選手権が始まるまでは世界一を決める舞台だった全英オープンで、70年代に高木紀子、湯木博江組が初制覇し、相沢マチ子、竹中悦子組が3度優勝。日本勢が6度も頂点に立つ黄金期だった。世界選手権では栂野尾(旧姓竹中)悦子、植野恵美子組が初代王者になったが、80年代に入ると中国や韓国が台頭し、20年以上も表彰台に上がれなかった。92年にバルセロナ五輪で正式競技入りしてからは各国・地域が強化に励み、メダルも遠かった。

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2016年8月20日のニュース