奥原希望、悔しさ残る銅…タカマツ雄姿に「次は私が1番高いところに」

[ 2016年8月20日 09:17 ]

銅メダルを手に笑顔の奥原(AP)

リオデジャネイロ五輪・バドミントン 女子シングルス

 女子シングルスの奥原希望(21=日本ユニシス)が、シングルスの日本勢では初めてとなるメダル表彰台。準決勝でプサルラ(インド)に敗れたが、3位決定戦は対戦予定だった2012年ロンドン五輪金メダリストの李雪ゼツ(中国)がけがで棄権したため、不戦勝で銅メダルを獲得した。

 表彰式では笑顔でメダルを受け取り、観客席の声援に応えた。両膝の手術を乗り越えてのメダル獲得。女子ダブルスで日本勢初の金メダルに輝いた「タカマツ」ペアに続く快挙に、生出演した「NHKニュース おはよう日本&オリンピック」(前7・00)では「先輩たちに続いてメダルを獲得できたのはうれしい」と語った。「怪我をしていたときはオリンピックの舞台に立てるとは想像していなかった。そのときの自分からしたらよくやったと思う」と苦難の道のりを振り返った。

 しかし、3位決定戦が不戦勝となったことについては悔しさが残った様子。「やはり自分で勝ってメダルを勝ち取りたかった」と胸中を語り、「表彰式では1番高いところに立ちたかった。タカマツ先輩が1番高い所に立つ姿がかっこよかったので、次は私があそこに立ちたい」と東京五輪での金メダル獲得を誓った。

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