米国とセルビアが決勝進出 ウォリアーズ・コンビが活躍

[ 2016年8月20日 13:20 ]

クレイ・トンプソン(右)が22得点を挙げる(AP)

 リオデジャネイロ五輪のバスケットボール男子は19日に準決勝の2試合を行い、3大会連続の金メダル獲得を目指す米国は過去2大会連続で決勝で対戦しているスペインに82―76(前半45―39)で勝利。クレイ・トンプソン(26)が22得点、ケビン・デュラント(27)が14得点をマークするなどウォリアーズ・コンビの活躍で決勝に駒を進めた。米国は五輪では24連勝。W杯を含めた主要大会では52連勝、エキシビジョンを含む全試合では74連勝を飾った。

 スペインは米国に対し08年北京五輪で107―118、12年ロンドン五輪で100―107と善戦してきたが、今回も惜敗。ブルズからスパーズに移籍したベテランのパウ・ガソル(36)が両チーム最多の23得点を稼いだものの、あと一歩およばなかった。

 一方、セルビアは1次リーグA組で80―95(8日)と敗れていたオーストラリアを87―61(前半35―14)で退けて決勝に進出。主将でガードのミロス・テオドシッチ(29)が22得点をマークしてチームを引っ張った。米国とは同じA組で12日に対戦して91―94。先発平均身長は2メートル3と米国を1センチ上回っており、高さを生かして勝負を挑みたいところだ。

 初の決勝進出を目指したオーストラリアはフィールドゴール成功率が33%にまで低下。1Qは5点、2Qは9点しか奪えず、最後まで精彩を欠いた。

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