右代20位終戦もやり投げで意地「東京とその先を見据えたい」

[ 2016年8月20日 05:30 ]

やろ投げで意地を見せた右代。20位で終戦(AP)

リオデジャネイロ五輪陸上男子十種競技

 十種競技で 和製ヘラクレスのやりがグングン伸びた。スタンドの日本人選手団にどうだ、とばかりにガッツポーズした。右代のやり投げは66メートル63で全体4位。円盤投げの2位(49メートル20)に続く好記録で、パワーが必要な種目が多かった2日目に存在感を示した。

 「声援に応えて納得いく最大限のパフォーマンスができた」。6月の左手負傷が響いて調整に狂いが生じ、五輪入賞が狙える自己記録8308点に遠く及ばない7952点。前回と同じ20位だった。開会式で日本選手団の旗手を務めたが、成績は振るわず「東京五輪とその先を見据えたい」と誓っていた。

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2016年8月20日のニュース